海外CFDとは?
CFDとは、Contract for Differences(差金決済取引)の頭文字を取った略語で、現物の受け渡しを伴わないお金の授受による取引ということです。少ない資金でもレバレッジを効かせることで大きな収益が期待できる金融商品です。
CFD取引の発祥の地はイギリスで、既に総取引の約3割がこのCFD取引といわれているほど浸透している取引です。その後1990年代でヨーロッパ各地に広がり、近年はオーストラリアでも活発な取引となっているようです。
日本ではどうしても「金に余裕のないものがやると自滅するだけ」「富豪層の遊び」と敬遠されがちなCFDですが、海外の投資家はまずリスクを考えず、利益のみに目を向けて投機を行うため、市場も活発になりがちです。特に顕著なのが商品先物市場で、アメリカがその市場の30%を占め、その人気を博しています。
最大の特徴は、多様な金融商品に1つのプラットフォームで効率良く投資できる点です。国内外の株式をはじめ、世界の主要な株価指数、債券、金や原油といった商品など、CFDの銘柄は多様化しています。
FXもCFDの一種です。外国通貨を取引対象としたCFDをFXと呼んでいます。つまり、CFDとFXの基本的な考え方はほぼ同じ。「証拠金を預託してレバレッジを効かせて取引を行う」という仕組みのCFD は、投資ビギナーの方も手軽に始められる取引です。
特徴1:多彩な銘柄に投資できる 国内外の株式、株価指数先物取引、商品先物・直物取引、債権先物取引、FXなど。
特徴2:「売り」からでも利益が狙える CFDでは、「売り」から取引をスタートすることができます。従って、下落相場では「売り」から取引を始め、上昇してきたときに「買う」ことで、利益を得ることができます。
特徴3:少額で効率良く取引が可能 CFDはFX同様、レバレッジを効かせることで、少ない資金から取引が可能です。また、手数料も株式CFD以外はすべて無料なため、低コストで取引が可能です。
特徴4:24時間取引できる 取引時間が限られている取引所での取引とは異なり、CFDならほぼ24時間取引可能。
2012年より、CFDの税制が「総合課税」から「申告分離課税」へ変わりました。
FXのCFDにおいても、申告分離課税で税率は一律20%(但し、2013年1月1日から2037年12月31日迄は20.315%)です。他の先物取引等との“損益通算”が可能で、
損失は翌年以降3年間繰越が可能です。
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