国内FXと海外FXとの比較
2009年、日本国内でのFX会社が提供するFX取引レバレッジ(証拠金倍率)の規制が、正式に決定しました。それまで国内FX業者によっては400倍程度までかけられたレバレッジでは、あまりにも投機性が高く、個人投資家が不利益を被りかねないとの理由で、この規制が実施されました。これにより2011年8月からは最大レバレッジが25倍へと規制されてしまいました。
今までFXが投資家に人気を博してきた大きな理由の1つとして、「証拠金」を担保にする事で元手の何倍もの外貨を取引できるレバレッジ取引がありました。しかし、この規制によってその魅力が失われてしまいました。
一方、海外FXにはレバレッジ規制は、一部の国(アメリカなど)を除きありません。
長年、FX取引をやっているベテラン個人投資家が、「もう国内業者は使わない。全然儲からないから。金融庁の規制のせいでもう海外業者での取引しかしていない。」と豪語しています。国内業者に比べて、海外業者のリスクは高いとよくいわれますが、リスク管理さえきちんと行っていれば、何の問題もありません。
海外のFX業者には当然のことながら、日本の規制は及びません。つまり海外のFX会社を利用すれば、以前のように100倍から500倍のレバレッジ率をかけて取引することが今も可能です。そのため、スキャルピングやデイトレードなどの、高レバレッジの方が旨みのある短期トレードをメインにしている多くの個人投資家が海外FXへ目を向けています。
また、間接的な理由となりますが、レバレッジ規制により国内FX業者が打撃を受けた場合の倒産リスクなども考えなければいけません。国内のFXから顧客が離れ、海外のFXへ流入して行けば、自然と海外FX業者の方が倒産のリスクが少なくなると言えるでしょう。
国内でのFX会社選びは信託保全や、取引ツールの充実度が重要になっています。そして、良質のサービスを提供する会社が残っていくでしょう。一方で、海外のFX業者も日本人向けのサービスを展開する会社が多くなってきました。国内のFX業者と海外のFX業者、どちらか一方だけを選ぶ必要は無いので、自分の取引スタイルに合わせてバランスよく会社選びをしていきましょう。
使い勝手ですが、これは海外FXも国内FXに準拠するくらいのを利便性を兼ね備えています。
コールセンターだけでなく日常のメールのやり取りでも日本人スタッフを常駐させているところが多く、日本語での対応を受けることが出来ます。また、ホームページも日本語サイトを持っている海外FX会社が多いので、ほとんど国内FX会社と同じ感覚で利用することができます。
サイト自体の利便性では海外FX会社のほうが優れているかもしれません。
メリットとしては、海外FXは非常に□座開設までの時間が短いです。国内FX会社の場合、ともすれば□座開設まで1週間程度の時間を必要とする場合もありますが、海外FX会社の場合、
早いところでは3分間で□座開設までの手続きを済ませられます。
また、海外FX会社の場合、クレジットカード入金が可能です。日本ではまだクレジットカードでの入金は、一切認められていませんが、海外FX会社の場合、日本国内の法律などには準拠しないため、規制で日本国内では認められていないサービスを受けることができます。
このように比較していきますと、海外FX会社の有利さがおわかりいただけるかと思います。
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